蛍光ランプ編(昭和10年~60年代/2009年3月号掲載) 我が国初となる蛍光ランプは、昭和15(1940)年に開発されました。奈良・法隆寺の金堂壁画を模写する ために20Wの直管形蛍光ランプ(昼光色)が136本使われたのが、最初でした。翌年には第二次世界大戦が ぼっ発し、生産されたすべての蛍光ランプは、海軍(主に潜水艦)に用いられました。
その後蛍光ランプは、省エネ性・長寿命・コンパクト化とともに形状も多様化し、用途に応じたランプ |
● 主な蛍光ランプの歴史 ●
◆昭和15(1940)年 我が国初の蛍光ランプ開発
◆昭和21(1946)年 青色蛍光ランプ発売 ◆昭和29(1954)年 ラピッドスタート形蛍光ランプ発売 ◆昭和30(1955)年 環形蛍光ランプ発売 ◆昭和38(1963)年 細管形高効率蛍光ランプ発売 ◆昭和52(1977)年 省電力蛍光ランプ発売 ◆昭和52(1977)年 三波長域発光形蛍光ランプ発売 ◆昭和53(1978)年 超高演色性蛍光ランプ発売、U形蛍光ランプ発売 ◆昭和55(1980)年 電球形蛍光ランプ発売 ◆昭和60(1985)年 コンパクト形蛍光ランプ発売 ◆昭和62(1987)年 偏平断面蛍光ランプ発売 |